"In the late morning"

Production Note

出演者のプロフィール

Adam (Dragon)

国立シェイクスピア演劇学校にて演技を学ぶ。イギリスチャンネル4のテレビにレギュラーののち、映画に進出。
アダム氏はもともと金髪碧眼だが、今回髪と目の色を変えて熱演。
「好きものの教授役ですが、いやらしくなりすぎないように心がけて演じました」

Kou(Obitsu Toboko Pro)

カマトト演技が得意なゲイポルノ界のアイドル。
新宿歌舞伎町でバイト中にスカウトされる。
「監督の言われるとおりに演技しているだけですう」
アホのようである。

スタッフ

監督 二期作禁止

もともと日本映画界において嘱望された存在だが、借金返済のためゲイポルノも手がける。腕は確かであり、次回作は「その男、助平につき」。カンヌ映画祭に出品予定。
代表作「審議なき戦い」「新・審議なき戦い」「魔界転々」「ウォーターメロンズ」

  撮影監督 井迫

大映京都撮影所にて大映テレビの製作に携わり、基礎を学んだ。
宮川一夫に憧れ弟子入り。しかし師が宮川大助・花子の師匠だと勘違いしていたことがばれ、破門。
以後独自に撮影美学を取得。
衣装デザインの伊迫氏とは双生児の兄弟。

 

プロダクション・ノート

 

★俊英・二期作監督は、海外の映画祭でも評価の高い日本映画界期待の逸材である。
その彼に脚本も手がけた本作の、見どころを聞いてみた。

「ゲイ・ポルノのお約束をきちんと守り、踏襲しようとした。言わば『水戸黄門』のようなもの。入れる要素は決まっている。その中で自分らしさをどのように表現するかだ。」

俊英ならではの、意欲的な作品となったようだ。

★キャスティングについて

「大体キャスティング・プロデューサーに任せているが、今回はベテランのアダム氏がいい味を出してくれた。期待以上だった」
と、招いて来た名優をべた褒め。
いっぽう、主演のコウ氏については「いいんじゃないですか。」

★プロダクション・デザイン

「プロデューサーがケチで、装置に金をかけられなかったのを悔やんでいる。いろいろアイデアは出したのだが…」
完全主義者の二期作監督らしいコメントだ。

★早くも続編を期待する声も上がっているが、
「評判と興業収入次第ですね。ヒットすればプロデューサーのゴーが出るでしょう。脚本は何とでも書けるのでね」
ヒットを願うことにしよう。

★なお、この作品(ディレクターズ・カット、オリジナル全長版)はゲイ・ポルノ・アカデミー賞のコンペティション正式出品作品である。
グランプリの呼び声が高い。


    二人に演技をつける二期作監督

 

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