Doll Maniacs

and Integrity toys

現在、インテグリティ・トイズ社とハミルトントイズ社はキャンディの商標を巡って訴訟中だというニュースが入って来ました。
確かにもともとはキャンディはハミルトン社の人形だったので、そんなこともあるだろうなと思っていましたが…どうなるのでしょうか。

キャンディのライセンス関係は大変複雑のようで、このカバーガールのパッケージには、Licensed and distributed by Integrity toys と書いてあり、そのあとでハミルトン社のキャンディのトレードマークを使用している、と断り書きがしてあります。ロゴマークもインテグリティとハミルトン両者のマークを使用しています。
インテグリティトイズは、この時点では、ハミルトンとライセンス契約をしていたようです。
03/7/22

 

Candi Cover Girls
Violets and Mints 2002
キャンディ・カバーガール
バイオレット・アンド・ミント
03/7/22

2002年に発売されたキャンディのシリーズ「カバーガール」はキャンディの新たな展開として注目されました。
久しく途絶えていたキャンディの名が、インテグリティトイズ社から復活したのです。

このカバーガールは4種類あり、それぞれに違った顔、髪色、ドレスを着ていました。「色」がテーマだったようで、Violets and Mintsもドレスの色をそのまま人形の名前にしています。

シンプルでコンパクトなボックスにリボンに結ばれて人形が入っているのが、キャンディの特徴。

このViolets and Mintsはポニーテールで髪の色はくすんだ金髪、または光っていないサンドベージュというのか、とてもニュアンスのある色をしていてきれいです。

付属品は靴とスタンドのみというシンプル設定ですがすっきりしていていいと思います。

カバーガールの他のドールは、金髪、赤毛のヒスパニック、そして黒人。全部で4種類です。

このドレスデザイン。いいんだかまずいんだかよく分かりませんが…、でもローウェストのスカートが中に入ったパニエによってふわっと広がっていて、とてもエレガントです。
薄いブルーと藤色という2色使いが、意外と悪くないです。
短い手袋が可愛い。
カバーガールのキャンディの中で一番好きなのが、この顔のキャンディです。ベーシックのキャンディは癖があり、きついくらいの顔なのですが、これはむしろあどけなく、可愛らしい感じでとても珍しいキャンディです。
紫色の瞳もとても素敵です。

ヌードになってもらいました。
手袋は脱がしづらいのでそのまま。ちゃんとショーツをはいているところが丁寧です。
ボディはバービーよりボリュームがあり、多少大きいかもしれません。
足が90度曲がるクリック足です。

あどけない顔の割りにボリューム満点のボディで、ちょっとどきどきです。

のちに発売されるヴェロニクと比べると迫力負けしていますが、このキャンディも私は大好きです。

[Doll Maniacs | HOME]