07/12/23 今年の終わり・日記の終わり

07/12/23 今年の終わり・日記の終わり

今年も僅かになってしまった。

何もしないうちに…と、ちょっと考え始めると限りなく鬱になってしまうから、何も考えずに平常心で時を過ごしたい。

年末であろうと年始であろうと同じじゃん…。そう思いたい。

今年、最も印象に残っていることのひとつは、母のくじ運が良い、ということだ。

夏休みに学区の小学校でバザーのような催しがあった。

焼きそばやかき氷やみたらし団子を売ったり、盆踊りを踊ったりする。

その催しで抽選会があり、母は扇風機を当てた。

他の当たりくじには自転車だとかがあったらしい。

母は扇風機の箱を、自宅まで担いで持って帰ったと言う。

私と一緒にからくじなしのスタンプラリーなどをやると、私はくじではティッシュばかりなのに、母は2等とか3等とか、そこそこ良いものを引く。必ず私より良いものを当てるのだ。

だからくじ引きがあると、くじ運が良いのだからおかんが引きよしと言うようになった。

 

もうひとつ印象に残っていることは例の赤福騒動で、これは我が家を直撃した。

清水寺で毎年発表される今年の漢字に「偽」という字が選ばれたが、困ったことだ。

赤福が京都駅のキオスクへ行っても、もう売ってない。

母の誕生日には必ず赤福を買っていたのに、迷惑限りない。

どんなに消費期限が切れていても構わないから、我が家にだけ売ってほしいものだ。

赤福には2種類ある、と言うのが前々からの評判だった。

実際に伊勢へ行って、赤福の本店で食べるのと、キオスクなどの駅で売っているのとではちょっと違うというのだ。

どちらも同じなのだがでも違う。

どちらも作りたてなのだが、でも違うのだ。

本店で食べるのはとても柔かくて、ちょっと違う。でも、駅で売っているのも同じなのだ。でも違う、でも基本は同じ…

とても強引な論法だがそれが関西ではまかり通っていた。

建前と本音というわけだろうか。

我々ユーザーはそれでちっとも構わなかった。

本当のことなんて、ばらしてくれなくて良かった。

そういう意味では、内部告発した赤福の従業員を恨んでいると言える。

オマエさえ黙っていたら、今でも機嫌よく食べていられたのに。

 

それ以外には、今年目立ったことはなかったかもしれない。

ガソリン代や酒代がいくら値上がりしても、我が家では何の関係もないから対岸の火事であった。

車を運転する奴ら、お酒を飲む奴ら、ざまを見るが良い、などと思っていたが、世の中良くしたもので、他にも雑多なものがどんどん値上がりして行く。

老人の医療費も値上がりする。

地球は温暖化し、老人はますます長生きになり子供は少なくなる。

年金はもらえずUFOは出没しゴジラが上陸する。

世の中どうなるのだろう。

この日記は、サイト開設時からずっと書いて来た。

でもブログが出来てから書くのが苦痛になった。内容がかぶってしまう。

思うことを直ぐにブログに書く癖がついたら、こちらに書くことがなくなってしまったのだ。

それで、ちょうどきりの良いこの12月でこの日記を閉めようと思う。

まああまり覗く人もいなかったと思うけれど、自分としてはいろいろ思うことを書き綴って来たこともあり、感慨深いものがある。

数少ない閲覧者の方には、ご覧いただきありがとうございました。これからはブログ一本で書き綴って行くことにします。

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