Doll Maniacs

Playline - Disney Princess

The Beast from
Beauty and the Beast 93
美女と野獣よりビースト
03/5/23

非常に珍しい野獣さんの人形です。

1993年、バービーが日本で再発売されて間もない頃に、同じマテルからディズニーのプリンセス・シリーズが発売されました。
それが好評だったらしく、引き続きプリンスたちがシリーズの仲間入りをしたのです。
もちろん、プリンス・チャーミングとか、「アラジン」のアラジン人形まであったのですよ〜。

プリンセスたちは、衣装を替えて登場していました。

プリンスたちの中でも一番見目がよかったのが、この野獣さん。

どことなく、脳天気ケンを引きずってはいるのですが、ブロンドの植毛ロン毛、青い瞳が珍しく、マテルの男性人形としては奇跡的に成功した例ではないでしょうか。
もちろんお洋服のちょっぴりトホホな所はさておいて…

アニメの中の野獣さんは最後にならないとハンサムな素顔は見られないのですが、お人形の方は、ケンにぬいぐるみのライオンみたいなかかぶりものを付けての登場になりました。
自主的にかぶりものをかぶせないと野獣にはなりません。
アニメのネタバラしをお人形でやってしまっていいのかなー、とちょっと心配になったビーストでした。

さらに珍しい野獣さんの素顔のアップ。
ごらんのように、ブルーの瞳にお星様が入っていて、きらりと光っています。

他のプリンスは確か、髪がペイントだったと思います(短髪なので)。
この野獣さんは特別扱いの植毛です。
貴重なんですよ。

オープンマウスに、ばかっぽい(失礼)ケンの面影が残っていますね。

ウィンターベルとのツーショット。

ウィンターベルの箱裏のようなショットを取りたかったのに、非常にぎこちない野獣さんです。
でも、これでもマテルの男性ドールの中では最高の出来を誇るのですが

ベルの首の方は、バービーと同じようにこっくり出来る作りになっているのですが、野獣さんの首は太すぎて、やや横に動かせるだけなのです。
手も上下に動くだけ。なのででくの棒に写ってしまってます…

いよいよダンスをしてみましたが…
それでもぎこちない野獣さんです。
ラストの感動のダンスなのに…

劇団四季が「美女と野獣」公演をします(京都)。こんな感じのダンスするのでしょうか。

しかし、「美女と野獣」は野獣さんが、野獣でいる時の方がいいのですね。呪い(?)が解けてハンサムになったら何となくなーんだ…という気持ちになってしまうのは私だけでしょうか。

見合って見合ってー。
やっとそれらしくなって来たふたり。

これ以上の接近戦は普通ボディのふたりには無理…。普通ボディの悲しさよ。
というわけでここでお終い…。

ウィンター・ベル ふつうのベル


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